あ、もう裂けてるんだった
8日目は昨日から引き続きガーゼちょこん法(ガーゼを三つ折りにして気持ち入口に挟むだけの方法)で出血は免れた。もう出血は攻略しきった気がする
痛みを超えるのにはより大きな痛みをと、と野田洋次郎が言っていたように、一つ痛みをクリアすると、前まで気づいてなかった痛みに気づくようになる。今は切断部最上面の裂けそうな痛み&痒みが耐え難い
ものすごいムズムズする。そして普通に座るだけなのに突っ張り感が強い。もしかしてくっついてはいけないところがくっついてしまったのか?本来人間らしい挙動でもくっついてないはずの場所がくっついていたらそれは突っ張るに決まっている。
人間の体はどこまで形状記憶しているのだろうか。
「ああ、俺とお前はくっついていないんだった。あぶねあぶね」と肉芽同士が気づいてよしなに自己解決してほしい。
風呂に入ると痛むのも気になる。お湯を流して痛むのは普通に傷だろう。昨日の写真では、断面部がピンク色に数ミリ成長していた。ここの皮膚の再生が追いつかずかゆいのだろうか。そこは組織同士帳尻を合わせてうまいこと本体に不快感を与えずやってほしいところである。
そして、体力の消耗が激しい。横になっているのに通常通りの仕事をこなすだけでものすごい疲れて、夕方ころはヘトヘトになっている。身体は再生することに本気を出しているので、今はそこに集中しろと怒られているようだ。